フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロは、2014年にセバスチャン・ベッテルがフェルナンド・アロンソのチームメイトとして加入するとのうわさを否定した。また、フェリペ・マッサとの来季契約延長を示唆している。

 これまで何度もベッテルが将来フェラーリ入りする見込みであるとのうわさが流れ、韓国GPでも再び同様の報道がなされたが、ディ・モンテゼモロはイタリアのRAIラジオの取材に対し、アロンソとベッテルを組ませることでチーム内にトラブルが発生するようなことは避けたいとして、うわさを否定した。
「今ドライバーは問題ではない」とディ・モンテゼモロ。
「2013年についてもまだ決定は下していないが、私は二羽の雄鶏をひとつの鶏小屋に入れたくない。ふたりのドライバーがそれぞれ自分のために走るような状況ではなく、フェラーリのために走るドライバーたちが好ましい」
「トラブルや対抗意識はごめんだ。過去のシューマッハーとアーバイン、シューマッハーとバリチェロ、アロンソとマッサ、マッサとシューミ、マッサとライコネンの間にはそういうことは起こっていない」

 今季序盤に不振に陥っていたマッサは、フェラーリから離脱するのがほぼ確実と言われたが、その後パフォーマンスを向上させており、来季残留するものとみられている。
 ディ・モンテゼモロは、マッサと火曜に将来についての話をすると認めた。

「シーズン中盤まではマッサ残留は考えられなかったが、今の彼は我々の期待に応えている」とディ・モンテゼモロは言う。
「明日話をすることになっており、その後決定を下す」
「マッサはモンツァと日本でとてもよくやった。彼は復調した。彼には明日マラネロに来るよう言ってある。じっくり話をする予定だ」
「彼は今までずっとフェラーリに大きな貢献をしてきた。それにアロンソとはいい関係を築いている。彼がライバルたちからポイントを奪ってくれることを期待している」
「シーズン序盤のクルマは彼(マッサ)にはうまく走らせることができない性格のものだった。だが私は常に彼に対して改善が必要だと言ってきた。スパ以降、彼はよくなってきた。彼はチームが100パーセントサポートしているのを分かっていた」

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