フェラーリは、2009年型マシンの開発をストップし、リソースを2010年型車に集中させる予定であることを明らかにした。
今季は開幕3戦でノーポイントという、過去約30年の中で最悪のシーズンスタートを切ったフェラーリだが、その後復調し始め、キミ・ライコネンがモナコで、フェリペ・マッサがドイツで、それぞれ表彰台に上っている。しかしドライバーズランキングでは現在マッサが5位、ライコネン10位で、選手権争いをできる可能性はない。そのため、フェラーリは、今年の過ちを繰り返すことを避けるため、早い時期に来年のマシン開発に集中することを決めたという。
「我々は新たなプロジェクトの作業をすでにスタートしている」とチームプリンシパルのステファノ・ドメニカリはBBCにおいてコメントした。
「今後数週間のうちに、そっちへと移行する予定だ。(来年の)スタート時の速さは、今年とは違うものにしたい」
