スクーデリア・フェラーリは19日、2014年のF1マシンに搭載する新しいパワーユニットの名称を発表した。

 フェラーリはこの日、伝統のプレ・クリスマス・ミーティングにおいて、来年のF1マシンに搭載されるパワーユニットの3次元プレビューをイタリアおよび国際的なメディアの前で公開し、その名称が『059/3』になることを明らかにした。

「2014年のレギュレーションの結果、我々はもはやエンジンではなく、パワーユニットとしてお話しする」と、エンジン部門のトップであるルカ・マルモリーニは説明している。
「非常に複雑なプロジェクトであり、我々は過去2年間にわたってこれに取り組んできた」
「この1600ccのターボチャージャー付き内燃機関はレースで使用できる燃料が100kgである。したがってより多くのパワーを生むより効率的なエンジンが使用がされる」
「ターボチャージャーに加えて、発電機の役割も果たす電気モーターは排気ガスのエネルギーを回生するよう考慮されており、すでにあるふたつ目の電気モーターはブレーキング時のエネルギーを回生する。ただこれは現在のものに比べて2倍のパワーを発生するようになる」

「電気モーターから生まれるすべてのエネルギーは現在のものよりも非常に大きく、より強力なバッテリーパックに保存されることになるが、これらは燃料セルの下に収められるだろう」
「電子制御システムは、これらの電気機器装置を調整・管理するためにより高度になっている」

 フェラーリは今月初め、自社コースのフィオラノで「ラ・フェラーリ」を使用し、新パワーユニットの実走テストを行ったと噂されている。


 

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