フェラーリは、今季残り6戦の金曜フリープラクティスで、2014年に向けた開発パーツのテストを行うことを明らかにした。
すでにドライバーズ選手権ではセバスチャン・ベッテルが、コンストラクターズ選手権ではレッドブルが圧倒的なリードを築いており、フェルナンド・アロンソとフェラーリの逆転は非常に難しい状況となっている。
韓国GPを前にエンジニアリングディレクターのパット・フライは、レギュレーションが大きく変わる来年に向けて、信頼性を高めるため、残り6戦の金曜フリープラクティスを使ってパーツのテストを行うと述べた。
「今後数戦に新たな開発パーツを持ち込み、マシン改善のためにテストを行う予定だ」とフライ。
「2014年にはエンジンおよび空力面に非常に大きな変更が導入される。今の段階でコンポーネントのテストを積極的に行うのは難しいが、何より信頼性向上を考えて今季残りのフリープラクティスで小さな開発パーツを試すことはできる」
「そのため我々は今後6戦の金曜にはたくさんの作業を行うことを予定している」