不調が伝えられるフェラーリは、シーズン前最後の合同テストの後半、フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサのメディアとのインタビューを中止した。
バルセロナテストが行われるなか、マッサが金曜夜に解雇されたとのうわさがTwitter上で流れた。3日、これをフェラーリはTwitterを通して次のように否定した。
「インターネットで、フェリペが解雇されたというウワサが盛り上がっています」
「あいにくフェリペは(うわさについて)情報を追いかけるヒマはありませんでした。通常どおりエンジニアたちとミーティングをしていたからです」
その日の午後、フェラーリは、今回のテストではドライバーたちはメディアに対してコメントはしないと発表した。
「今回のテストではドライバーのプレスミーティングを行わないと発表したので、プレスルームでは私たちへの不満が出ています」とフェラーリはTwitterでコメントしている。
「難しい決断でした。メディアの方々が不満に思っているのは十分理解できます」
「チーム全員が仕事に100パーセント集中するための決断です。論争を巻き起こすつもりは一切ありません」
土曜にはマッサ、日曜にはアロンソがテスト最後の走行を終え、プレスの質問に答える予定だったため、特にイタリアとスペインのメディアが怒りを表していたとguardian.co.ukが伝えている。
ドライバーへのインタビューを禁じるという決定はフェラーリがいい状況にないことを証明しているとの見方もなされている。