フェラーリは、2011年開幕戦で走らせるF150に新たな革新的なコンポーネントをいくつか導入する予定であることを明かした。
F150の発表会において、チーフデザイナーのニコラス・トンバジスは、このマシンのリヤサスペンションは非常に革新的であると述べるとともに、今後さらにラジカルなパーツを導入する予定であると語った。
「このマシンのために、さまざまな新しいアイデアに取り組んできた。我々にとって革新的なものもあり、F1全体にとって新しいものもある」
「リヤウイングシステム同様、リヤサスペンションは非常に革新的だ。だが開幕戦の仕様には他にもさらに新しいものを取り入れる。それはまだマシンにつけていない。たとえば、リヤウイングとエキゾーストに関するものなどだ」
デザインチームは新車に関して設定した自らの目標を達成したと、トンバジスは自信を示した。
「我々は目標を達成したと思う。かなり野心的な目標を掲げたが、我々の分析によれば目標は達成している。開幕戦用のマシンについては特にそうだ」
「そうはいっても、レギュレーションは新しくなり、ライバルたちとの位置関係を正確に予想することはできない。彼らは彼らで野心的な目標を設定したはずだからね」
