フェラーリは、ここ数年苦労させられている風洞の精度の問題がまだ解決していないと認めた。
フェラーリは、風洞テストによるデータとコース上のデータとのずれによって、マシンの向上をうまく果たせないという問題に悩まされ、昨年、自身の風洞をシャットダウンし、トヨタの風洞を利用しながら、自社風洞の問題解決にあたることを決めた。
2014年用マシンの開発のためマラネロの風洞を早く稼動させたいところだが、フェラーリの副チーフデザイナー、シモーネ・レスタは、風洞の問題はまだ解決に至っていないことを認めた。
「難しい状況だ。我々は今も苦労している」とレスタはハンガリーの週末にコメントしている。
「今、努力しており、いずれ解決できるだろう」
問題を解決できるのはいつごろになりそうかと聞かれたレスタは、「夏の終わり」と答えている。