フェラーリが早くも2012年型マシンの開発をスタートさせているという。F1SAが伝えている。
スペインのスポーツ紙Marcaは、フェラーリが今現在も進めている150°イタリアのフロア、ディフューザー、エキゾースト、エンジンマッピングなどの開発と並行するかたちで、2012年モデルの初期開発をスタートさせたと報じた。
しかし同紙は、彼らが2012年モデルの開発において「よりアグレッシブ」なアプローチをとっているとしており、シャシーやギヤボックス、サスペンション、クーリングシステムは一からデザインし直されているという。
前戦トルコGPでフェルナンド・アロンソの手により今季初表彰台を獲得したフェラーリは、現在コンストラクターズランキングでレッドブルとマクラーレンに次ぐ3位につけている。
チーフデザイナーを努めるニコラス・トンバジスは、「さもなければ、遅すぎる」と述べ、早くも今月から2012年のプロジェクトをスタートさせたことを認めている。
「パフォーマンスの向上を目指し、すでに今年の問題点について話し合った。我々は、よりアグレッシブなプロジェクトを進めているよ」