フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロは、スパイ事件にかかわり、フェラーリの情報を獲得したマイク・コフランがF1に復帰することはスキャンダルであると語った。
2007年に当時のマクラーレンのチーフデザイナー、コフランは、フェラーリのナイジェル・ステップニーから技術情報を受け取っていたことが発覚し、F1を離れた。
しかし今年6月、コフランはウイリアムズの新チーフエンジニアとしてF1に復帰、インドGPの週末にチームはコフランをテクニカルディレクターに昇格させたことを明らかにした。
「コフランの復帰はスキャンダルだ」とディ・モンテゼモロがイタリアのLa Stampa紙に述べたとSPEEDが報じている。
「F1はばかなまねをする機会は決して逃さないようだ」
一方で、スペインのMarcaは、あるF1関係者の次のようなコメントを伝えている。
「スパイゲートは単に、(当時のFIA会長)マックス・モズレーと(当時のマクラーレンチーム代表)ロン・デニスの政治的な争いだった」
「F1のチームの間で情報が行き交っていることは誰もが知っている」
「彼(コフラン)はすぐれたデザイナーだ。だがメカニカルの分野の人間だ」
「空力は彼の強みではない。とはいえ、低迷するウイリアムズにとって、彼以上にいい選択肢はなかっただろう」
コフランは、F1において以前の信頼を取り戻したいと述べている。
「チームと愛するスポーツから去り、自分がチームやファンに対して行った行為の結果を見るのは辛いことだった」
「私に今できるのは、懸命に努力し、F1における自分の場所を獲得することだ。皆からの尊敬を取り戻せることだけを願っている」
