フェラーリのチームボス、ステファノ・ドメニカリは、2013年にフェリペ・マッサに代わる若手ドライバーの起用について言及を避けた。

 今年フェラーリはフェルナンド・アロンソと2016年末までの長期契約を結んだが、チームメイトのフェリペ・マッサとは交渉の進展はなく、今も来シーズン末までの契約となっている。

 彼らは、独自のドライバー育成システムであるFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)にふたりのドライバーを抱えている。フランス出身のGP2ドライバー、ジュール・ビアンキともうひとりはザウバーのドライバー、セルジオ・ペレスだ。

 ドメニカリは、2013年のドライバー計画におけるビアンキとペレスの立場について質問され、次のようにコメントした。
「2013年について? ああ、いいよ」
「ビアンキは素晴らしい才能がある。それに彼はGP2でポジティブなシーズンを過ごした。しかし、彼は成長しなければならず、来シーズンも経験を積む必要がある」
「彼がどういう立場にいるのか今は言えないね。ただ、彼のことは信頼しているから、今後も手をかけていくつもりだ」とドメニカリがスペインの日刊スポーツ紙MarcaにコメントしたとF1SAが伝えている。

「セルジオに関しては、ザウバーとの契約がある。それに、彼も成長しなければならないし、今の時期はどんなゴールも置かない方がベストだと思う」

 一方、ドメニカリ自身は、フラビオ・ブリアトーレが次期フェラーリの代表につくという噂があることをどれだけ心配しているか問われたが、彼はその指で円を描きながらこう言い放った。
「ゼロ!」

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