8日、FIA世界モータースポーツ評議会の公聴会が行われ、ドイツGPでのフェラーリのチームオーダー問題が審議された結果、フェラーリにはさらなる処罰は与えられないことが決定した。また、FIAは、チームオーダーを禁ずる規則の見直しを行うことも決めた。
公聴会の後、FIAは、ドイツGPのスチュワードがフェラーリに科した10万ドルの罰金という処罰を維持すると発表、他のペナルティは科さないことを示した。さらに、「レース結果に影響を与えるようなチームオーダーは禁ずる」と記されたスポーティングレギュレーション第39.1条を再考することが決定、この件はF1スポーティング・ワーキンググループで検討されることになった。
FIAは、今回の決定についての詳細は翌9日に発表するとしている。