昨日、天候の不順により今日29日に延期となっていたフェラーリの新車F10のシェイクダウンが、またしても天候の影響で中止され、期待された新車の初走行はこれから72時間後、週明けの月曜日まで待たなければならなくなった。
28日にマラネロでニューマシンの発表を行ったフェラーリは、その日の午後にフェリペ・マッサのドライブによるシェイクダウンを予定していたが、サーキットコンディションが不十分との理由で中止となり、今日29日に改めて行うことにしていた。
しかし、今日になってもマラネロは雪とアイスに覆われてしまい、フィオラノのトラック路面こそ問題ないレベルにあるというものの、ランオフエリアは冷たい雪に覆われてしまったという。チームはこれを考慮し、マシンを不必要な危険にさらして万が一ダメージを受けることを避けるため、午前中にこの日の走行を取り止めることを決めた。
これによりフェラーリは、2月1日のバレンシアテスト初日が実質のシェイクダウンとなり、そのままテストに突入することになった。