フェラーリの2012年型F1マシンがFIAから義務付けられているクラッシュテストにパスしたと報じられている。
フェラーリの新車(コードネーム663)は最初に受けた際にはクラッシュテストに合格することができず、先週2度目のチャレンジをしたと報じられていた。
複数のメディアの報道としてYallaf1が伝えたところによると、2011年型マシンより大幅に軽量化されたフェラーリのモノコックは、サイドインパクトテストにパスするため、追加のカーボンシートで補強されたということだ。
スペインのASやMarcaが、イタリアからの情報として、2回目のテストにフェラーリはパスしたと伝えている。
マシンになされた補強はラップタイムにはほとんど響かないものとみられている。
クラッシュテストにパスしたことによって、フェラーリは2月3日の発表会の後すぐに新車をコースで走らせることができる。
Marca紙は、フェラーリの2012年型マシンは「ドルフィンノーズ」を用いた「かつてないような革新的なデザイン」であるという未確認のうわさがあると報じている。
2月7日にスタートするF1合同テスト1回目では最初にフェリペ・マッサがドライブし、後半2日をフェルナンド・アロンソが担当するといわれている。ふたりは平等に走行時間を分け合うということだ。
ザウバー、フォース・インディア、ケータハムらもすでに新車がクラッシュテストにパスしたことを明かしている。