最終戦アブダビGPで戦略ミスを犯し、タイトルを取り逃がしたフェラーリがチームの主要スタッフをくびにするのではないかといううわさが出ているが、フェラーリ会長は“大規模な変革”はないと述べた。
アブダビGPにフェルナンド・アロンソはポイントリーダーとして臨んだが、チームは決勝中のピットストップのタイミングを誤り、アロンソは渋滞の中で走ることになり、最終的に7位に終わり、タイトルはセバスチャン・ベッテルのものとなった。
この責任を問われてチームの一部上層部メンバーがくびになるとの推測がささやかれていたが、フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロは、チームにおいて小規模な調整はあるかもしれないが、大きな変更はないと述べた。
「チーム内の変更? それは我々のフィロソフィーに反する」とディ・モンテゼモロ。
「我々は長年、安定性をベースとしたポリシーを採用してきた。いくつか小さな調整はあり得るが、大規模な変革はない」
「ステファノ・ドメニカリは我々を前進させてくれており、その仕事ぶりにも、素晴らしい才能、精神、バランス感覚にも私は非常に満足している」