ルカ・ディ・モンテゼモロは、元フェラーリドライバーのキミ・ライコネンがF1に復帰するかもしれないという最近の報道を好意的に受け止めている。
フェラーリは2009年末に、フェルナンド・アロンソをマラネロに迎え入れるため、ライコネンとの契約が1年残っているにもかかわらず、彼に違約金を払って契約を解除。サンタンデール銀行という新たなスポンサーと共にアロンソをチームに迎え入れた。
その後、2007年のワールドチャンピオンは、WRC(世界ラリー選手権)への転向を果たし、今季はアメリカのNASCARにも参戦。8月にはプジョーのル・マンカー「908」をドライブするなどしている。
しかし、9月にウイリアムズのファクトリーを訪問したことが明らかになると、ライコネンのF1復帰説が過熱。ここ最近の報道では、次のアブダビGPでウイリアムズとの契約が正式に発表されるのではないかと報じられている。
「彼が復帰するかもしれないと聞いて、私も気分がいいよ」と、モンテゼモロがラ・スタンパに語ったと、YallaF1.comが伝えている。
「これまでにキミとはちゃんとしたコミュニケーションをとっていないが、彼はとても好かれる男だ」
「来年、インディ500を走るというジャン・アレジのように、スピードの炎を燃やしているドライバーが何人かいるんだ」
またモンテゼモロは、フェラーリが今シーズン末にフェリペ・マッサとメルセデスGPのニコ・ロズベルグを交代させようと画策しているというウワサも否定した。
「我々のドライバーは、フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサだ」