フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロが、フェリペ・マッサは2013年以降も残留するためには来年いいパフォーマンスを見せなければならないと述べた。
フェラーリとマッサは2012年末まで契約を結んでいるものの、契約終了を待たずにマッサが放出されるのではないかとのうわさが絶えない。
イタリアのラジオLa Politica nel Palloneに対してディ・モンテゼモロは現在のドライバーふたりについて次のように語ったとLa Gazzetta dello Sportが伝えた。
「フェルナンド(・アロンソ)とは2016年まで契約を結んでいる。彼は世界で最も優れたドライバーだ」
「マッサとの契約は来季末で切れる。彼は長年我々のチームに所属している。今年はあまりいいシーズンではなく、運にも恵まれなかったからといって、彼の能力に疑問を持つことはできない。彼は3年前にタイトルをほぼ手中に収めていたし、常に速さも競争力も発揮してきた」
「彼がブラジルGPでいい結果を出してシーズンを締めくくれるよう願っている。彼が2012年に素晴らしい活躍を見せてくれることを期待する。その後、我々はどういう選択をするかを決める。彼は来シーズン、持てる能力を十分に発揮する必要がある」