フォース・インディアF1チームは22日、2014年のF1マシン『VJM07』のイメージ画像を公開した。
フォース・インディアが全チームのトップを切って2014年のレギュレーションに対応した新時代のF1マシンを披露した。
今季もメルセデスのパワーユニットを搭載する『VJM07』だが、その姿はこれまでのチームのイメージを大きく変えるものに。これまでインド国旗をイメージしていたカラーリングは、その面影を残しつつも、全体のベースをブラックへと変更。ニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスというアグレッシブな今季のドライバーラインナップにふさしい姿に変貌を遂げた。
外観から覗くマシンの特徴としては、先端が低く垂れ下がったノーズとエキゾーストの一本化によるリヤの処理、大きくえぐりとられたサイドポンツーン、インダクションポッド後方の開口などが見て取れる。テクニカルディレクターのアンドリュー・グリーンは、ほぼすべてのパーツを新たにデザインしたと語る。
なお、チームは今回の新しいカラーリングが、複数の商業パートナーの加入によるものだとコメント。また、ペレスの加入によって、メキシコ企業のクラロ(Claro)とも複数年の契約を締結、エンジンカバーにロゴも登場した。
このマシンは、28日からのヘレステストで正式にデビューする予定になっている。