フォーミュラE第2戦プトラジャヤePrixのフリー走行が、マレーシアのプトラジャヤ市街地コースで行われ、ドラゴン・レーシングのロイック・デュバルが1分20秒188でトップタイムを記録した。
コース脇の垂れ幕が脱落してしまったり、縁石を固定するボルトが浮いてしまうなど、セッション序盤には設営のミスによる赤旗中断が2度続き、さらにはセッション残り約40分となった頃にはジャック・ビルヌーブ(ベンチュリ)とネルソン・ピケJr.(ネクストEV TCR)が相次いでコース上にストップしてこのセッション3度目の赤旗が掲出されるなど、荒れたセッションだった。
開幕戦のウイナーであるセバスチャン・ブエミ(ルノー・e.ダムス)がセッション序盤に記録した1分20秒272がトップタイムかと思われたが、残り4分を切ったところでデュバルが渾身のアタック。1分20秒188を記録してタイムシートのトップに立った。このデュバルのタイムは、昨年のポールタイム(1分21秒799/ニコラス・プロスト)を1.5秒以上更新するモノだった。
予選セッションはこの後、日本時間の午前11時から行われる。