ウイリアムズF1チームは、今月末でフランク・ウイリアムズが取締役会から退くことを発表した。チームプリンシパルのポジションにはとどまるということだ。
「チーム内の自分の役割について考える絶好のタイミングだった」とフランク・ウイリアムズは述べている。
「私は4月に70歳になる。今月末で取締役会から退き、次の世代に支配権を渡すための、段階的で不可避のプロセスにおいて、次の段階に進むことを示す決断をした」
「これは見た目ほど劇的な動きではない。私は今後もチームプリンシパルとしてフルタイムで業務にあたるし、取締役会の会合にはオブザーバーとして出席する。また、今後もウイリアムズ・グランプリ・ホールディングスPLCの主要株主であることに変わりはない」
チームは、フランク・ウイリアムズの娘クレアが4月1日付けでマーケティングおよびコミュニケーション担当責任者として取締役会に加わることを発表した。
ウイリアムズの共同創設者、パトリック・ヘッドも昨年末で取締役会から退いている。フランク・ウイリアムズは先週、現在チェアマンを務めるアダム・パーが自分の将来の後継者になるだろうと述べていた。