セバスチャン・ブエミは、バルセロナで最速タイムを記録したフォース・インディアがレッドブルに次ぐポジションにつけていると語った。
カタルニアの合同テストを視察したブエミは、テスト前半の2日間でフォース・インディアの走りに強い印象を受けている。
「レッドブルとフォース・インディアが一番好きだね」と、ブエミがコメントしたと、F1SAが伝えている。
「(マクラーレンのルイス・)ハミルトンと(ニコ・)ヒュルケンベルグはレイトブレーキができているし、スロットルも早い段階で戻せている」
「レッドブルは燃料を積んでいたけど、それでも(RB8は)非常にいい。ただ、タイヤは古いものだったけどね」
そんなブエミは、2日目にトップタイムを記録したフォース・インディアに驚きを隠せないでいる。
「彼らは非常にいいクルマを造ってきた」
2011年はチームのサードドライバーに甘んじたヒュルケンベルグも笑顔で語る。
「もっと速く走ることもできたよ」
ドイツのアウト・モーター・ウント・シュポルトによれば、ブエミはマクラーレンにもいい印象を抱いているようだ。
「いい感じに見えるし、グリップもある。レッドブルほどではないが、それに近いよ」
元トロロッソドライバーのブエミから見て、問題なのはフェラーリだという。
「あらあら、こっちはそれほど良くないみたいだ」と、ブエミは走り去ったフェルナンド・アロンソを見てそう述べた。
「トラクションがないから、スロットルをもてあましてるんだ」
トップのヒュルケンベルグとは僅差の2番手だったセルジオ・ペレスについては、彼が新しいソフトタイヤを履いていたとブエミは指摘する。
「僕が見るからに、レッドブルがトップにいて、次にフォース・インディアとマクラーレンがいる」と、ブエミ。
「それほど離れてもいない」