アレックス・ブルツがウイリアムズに加入し、ドライバーを指導する役割を務めることがチームから発表された。
1997年にF1にデビューし、2007年にはウイリアムズでレースドライバーを務めた経験を持つブルツは、今週のバルセロナF1合同テストからドライバーの指導者としてチームに合流し、今季グランプリにも同行する。
ウイリアムズのチーフオペレーションズエンジニア、マーク・ジランは、「またアレックスと働くことができて嬉しい。今チーム全員がすべての面において体制を改善しようと努力している。ドライバーたちに対する彼の貴重なアドバイスを期待している」とコメントしている。
ブルツは12歳からレースの世界に入り、F1で10年のキャリアを積み、今年はFIA世界耐久選手権(WEC)にトヨタから出場する。
「これほど多くの経験を積むことができ、幸運だったと思っている」とブルツ。
「僕の家族はドライバートレーニングの仕事をしていたから、アスリートがベストの力を出し切れるようサポートする仕事は好きなんだ。キャリアの中で重要な時期にいるウイリアムズを、自分の知識を生かしてサポートすることを楽しみにしている」
今年のウイリアムズは、レースドライバーとしてブルーノ・セナとパストール・マルドナドの若手ペアを起用している。