ヘレスとバーレーンで3回にわたって行われた2014年のプレシーズンテスト。エンジンからパワーユニットへと大変革を遂げた今年は、例年になくトラブルが多発し、波乱含みの内容となった。ここでは3回のテストでドライバーとチームがそれぞれ記録した周回数および距離を順に整理する。
この冬に最も多くの距離を稼いだのは、メルセデスのニコ・ロズベルグだ。チームはヘレステスト初日にルイス・ハミルトンがいきなりクラッシュする波乱のスタートを切ったが、その後は順調に周回を重ね、ふたり合わせて約5000kmを走破した。フェラーリ勢では、フェルナンド・アロンソが2番目に多くの距離を稼いだが、チーム別ではメルセデスユーザーのウイリアムズが上回っている。
一方、ルノーユーザーの4チームは最後までトラブルに見舞われ、ライバルに大きな遅れをとっている。
Pos./Driver/Team/Km
1/N.ロズベルグ/メルセデスW05/2813
2/F.アロンソ/フェラーリF14 T/2698
3/K.マグヌッセン/マクラーレンMP4-29/2471
4/V.ボッタス/ウイリアムズFW36/2389
5/L.ハミルトン/メルセデスW05/2159
6/E.グティエレス/ザウバーC33/2122
7/F.マッサ/ウイリアムズFW36/2034
8/A.スーティル/ザウバーC33/1917
9/N.ヒュルケンベルグ/FインディアVJM07/1840
10/K.ライコネン/フェラーリF14 T/1790
11/S.ペレス/FインディアVJM07/1777
12/J.バトン/マクラーレンMP4-29/1683
13/M.エリクソン/ケータハムCT05/1536
14/小林可夢偉/ケータハムCT05/1365
15/J-E.ベルニュ/トロロッソSTR9/1347
16/D.クビアト/トロロッソSTR9/1111
17/J.ビアンキ/マルシャMR03/982
18/S.ベッテル/レッドブルRB10/866
19/D.リカルド/レッドブルRB10/845
20/P.マルドナド/ロータスE22/796
21/M.チルトン/マルシャMR03/704
22/R.グロージャン/ロータスE22/492
23/F.ナスール/ウイリアムズFW36/471
24/R.フラインス/ケータハムCT05/412
25/D.ジュンカデラ/FインディアVJM07/359
Pos./Team/Engine/Km
1/メルセデスW05/メルセデス/4973
2/ウイリアムズFW36/メルセデス/4893
3/フェラーリF14 T/フェラーリ/4489
4/マクラーレンMP4-29/メルセデス/4153
5/ザウバーC33/フェラーリ/4039
6/FインディアVJM07/メルセデス/3975
7/ケータハムCT05/ルノー/3313
8/トロロッソSTR9/ルノー/2458
9/レッドブルRB10/ルノー/1711
10/マルシャMR03/フェラーリ/1686
11/ロータスE22/ルノー/1288
Pos./Engine/Km
1/メルセデス/17994
2/フェラーリ/10214
3/ルノー/8770