レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、今季限りでの引退を表明したミハエル・シューマッハーについて、F1にとって大きな損失だと語った。
4日、シューマッハーは日本グランプリの開幕を控える鈴鹿サーキットで2012年限りでのF1引退を正式に表明した。これまで7度のワールドチャンピオンを獲得しているシューマッハーは、今回が2006年に続き2度目の引退発表ということになるが、シューマッハーは会見の中でこれが「最後になるだろう」と語った。
この事実を知った同じドイツ人ドライバーのベッテルは、シューマッハーに来季も現役を続けてほしかったと認めた。ベッテルは以前のインタビューでも、小さい頃はシューマッハーが自分のヒーローであったと明かしている。
「大きな損失だよ。残念だね」とベッテル。
「自分を含め、彼に(現役を)続けて欲しいと願っていた人は多かったと思うんだ」