レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルは、ピレリタイヤテストで2日間とも参加し、両日ともにタイヤのトラブルに見舞われた。

 初日19日はセッション終盤、ターン11へのアプローチで右リヤタイヤにトラブルが発生した。ピレリは、ベッテルがコース上の何かを踏み、タイヤが切れたためだと説明している。
「パンクだ。タイヤが切れたのだ」とピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンブリーは英AUTOSPORTにコメントしている。
「(コース上には)何も見当たらなかったが、タイヤを見ると、はっきりと切れた跡があった」
「コースはダーティな状態で、そこをたくさんのマシンが走行した。短い時間の間にたくさんの走行が行われると、何かを拾ってしまうことがよくある」

 ベッテルは翌日にもタイヤのトラブルに見舞われた。
「昨日は大きく切れた傷があったが、今日はいくつかの兆候があり、そういった意味で同じではない」とヘンブリー。
「今日は異なる作業を行った。この作業については部外秘であり、あまり詳しくは言えない。だが、それほど大きな問題ではなかった」

 ベッテル自身はタイヤに対していい感触を持ったと述べている。
「全体的にまだやるべきことは多いと思うけれど、多くの人々が考えていたよりはいいスタートを切れたと思う。総合的に見ていい2日間だった」
「もっと走行したかったけれど、ランチ前に昨日と同じようにパンクがあったんだ。それでしばらく時間をロスした。それでも作業はとても順調に進んだ」
「来年に向けて、たくさんのデータを集められたのでこれから分析しなければならない」

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