今季タイトルの防衛を目指すレッドブルのセバスチャン・ベッテルが、主なライバルはフェラーリのフェルナンド・アロンソとマクラーレンのルイス・ハミルトンだと述べた。
「もちろんアロンソだ。それからハミルトンもベストドライバーのひとりなのは間違いない」とベッテルがSport Bildのインタビューで語ったと、Motorsport.comが伝えた。
さらにベッテルは、2008年に最終戦までタイトル争いをしたフェリペ・マッサと7度のチャンピオン、ミハエル・シューマッハーも見くびってはならないと述べている。
「彼(マッサ)は(去年)いいシーズンを送れなかったけれど、甘くみちゃいけない。少し前はすごく強かった」
「シューマッハーのキャリアはあまりにも偉大で、それを考えると彼を候補から外すことはできない。それからニコ・ロズベルグも能力を証明しているよね」
ベッテルは、ジェンソン・バトンは独特のスキルを持っており、チームメイトのマーク・ウエーバーも脅威になりうると認めた。
「僕らのマシンが優れていれば、彼(ウエーバー)はまたタイトル争いに絡んでくるだろうね」
昨年レース中に接触した後、不仲が伝えられたふたりだが、その後わだかまりはなくなったとベッテルは述べた。一方で彼は「ふたりの考え方は必ずしも同じではない」とも認めている。