セバスチャン・ベッテルは、ヨーロッパGPでセーフティカーを出動させる必要はなかったと考えたのは事実だが、セーフティカーは自分の不利になるために出されたと言った覚えはないと語った。

 ヨーロッパGPでベッテルは圧倒的な速さを見せ、2位以下に大量のギャップを築いていたが、ヘイキ・コバライネンとジャン-エリック・ベルニュのクラッシュによりコース上にデブリが散らばり、セーフティカーが出動した。それによってベッテルが築いたアドバンテージはなくなり、レース再開直後にベッテルはマシントラブルによってリタイアを喫した。

 レース直後、ベッテルはドイツのテレビ局Skyに対して次のように語ったと報じられた。
「セーフティカーは出さずに済んだと思う。(セーフティカーを出した)理由ははっきりしている。僕の考えでは危険はなかった。ある意味、セーフティカーは僕らの邪魔をするためのものだったと思う」

 セーフティカーが出るまではマシンが非常に好調だったため、ベッテルは、セーフティカーが出動して低速走行を強いられたことがマシントラブルを引き起こす要因になったと示唆したとも伝えられていた。

 イギリスGPを前にした木曜、ベッテルは報道陣からこの問題について聞かれ、次のように答えた。
「(セーフティカーが)故意に出されたとは僕は言っていない。僕は、自分の考えではセーフティカーは必要なかったと思うと言ったんだ。でも決定を下すのは僕じゃない。レースを運営する立場の人たちが決定を下す。いつ(セーフティカーが)出るかは彼らが決めるんだ。彼らが必要だと考えるのなら、僕らはそれを受け入れる」
「いつものことだ。(メディアが)何かを作るときは、大事なところが取り残されて、違う意味になってしまうんだ」
「セーフティカー出動の理由について、改めてじっくり考えてみた。その前にデブリがあった時には何も起こらなかったのに、次にいくつかデブリが出た時には……」
「でも決めるのは僕じゃない。だから、この決定が正しいとか間違っているとかいうことは言わない。僕としては、(セーフティカーを出さなくても)レースを続けられたと思う。あの時はレースを運営する人たちほどは全体の状況が見えていなかったけれど」

本日のレースクイーン

阿比留あんなあびるあんな
2026年 / スーパーGT
WinG
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.1 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画!?
    プレリュードのコクピットを千代勝正と坪井翔がチェック!

  • auto sport

    auto sport 2026年10月号 No.1624

    フォーミュラ一騎打ち
    勝負の最後はやっぱり『人間』

  • asweb shop

    F速 Premium Vol.3
    角田裕毅 現在・過去・未来

    2,100円