F1第12戦ベルギーGPは予選1回目のQ1が行われ、マクラーレンのジェンソン・バトンがトップタイムをマーク。小林可夢偉(ザウバー)は17番手でQ2に進んだ。

 スパ・ウエザーに見舞われた今週末のベルギーGPは予選も小雨が降ったり止んだりという難しいコンディションに。予選最初のセッションとなる20分のQ1は、全24台が参加して行われた。気温16度、路面温度は19度。

 セッションは、スタート直後のインラップでミハエル・シューマッハーが原因不明のクラッシュを起こし早くも脱落する波乱で幕を明けた。シューマッハーはストレート走行中に突然姿勢を乱してイン側のウォールに接触、リヤタイヤを失いコーナー先のエスケープゾーンでストップした。

 一方、コース上ではセッション中に降雨の予報が出ていたため、各車はインターミディエイトタイヤで早々とアタックラップに向かい、タイムを計測。中盤にはコースコンディションが改善して、下位チームの何台かはドライタイヤへスイッチするかと思われたが、チェッカー直前になって再び雨が降ったため、各車ともインターミディエイトで走り続けた。

 このセッションでトップにつけたのは、マクラーレンのバトンで、マーク・ウエーバーが2番手。3番手にはルイス・ハミルトンがつけた。セバスチャン・ベッテルは4番手。フェラーリ勢は5番手にフェルナンド・アロンソがつけ、好調トロロッソのセバスチャン・ブエミが6番手。ブルーノ・セナが7番手となった。

 Q2進出をかけた後方の争いでは、チーム・ロータスのヘイキ・コバライネンが最後に16番手に飛び込み、17番手の小林可夢偉とともにQ1を突破。その結果、ポール・ディ・レスタが18番手にドロップしてQ1脱落となった。

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