レッドブルは、傘下の若手ドライバー、ジャン-エリック・ベルニュを来年ケータハム(現チーム・ロータス)で走らせるかもしれないとの報道がなされている。
今季後半、レッドブルはHRTと契約し、ダニエル・リカルドを同チームからF1デビューさせた。その契約を2012年に延長するかどうか確定していないと、レッドブルのモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコは述べている。
リカルドは2012年にはセバスチャン・ブエミの代わりにトロロッソで走ることになると予想されている。ベルニュはリカルドの代わりにHRTに加入するのではないかとみられていたが、HRTはペドロ・デ・ラ・ロサと契約、もうひとつのシートは多額の資金をもたらすドライバーのものになると予想されている。
「レッドブルはジュニアドライバーのリカルドとベルニュのどちらかをロータス(ケータハム)に加入させる可能性がある」とAuto Motor und Sportが報じているとYallaF1.comが伝えた。
ケータハムの2012年のラインナップは、ヤルノ・トゥルーリとヘイキ・コバライネンに決定しているが、約2週間前、トゥルーリのシートは“レッドブル・マネー”によって危険にさらされているという報道がなされた。ただしトゥルーリのマネージャー、ルチオ・カブートはこれを否定している。
「ひとつはっきりしていることがある」とAuto Motor und Sport。
「レッドブルはこのフランス人(ベルニュ)に来年シートを与える」
ロータス(ケータハム)はレッドブルのギヤボックスおよび油圧システムの供給を受けており、来季はKERSを使用することになっている。