2011年F1ドイツGPの日曜決勝で、ルノーのニック・ハイドフェルドはリタイア、ビタリー・ペトロフは10位だった。
■ロータス・ルノーGP
ニック・ハイドフェルド 決勝リタイア
スタートで行き場を失い、2コーナーで他のマシンの間に挟まれる形になった。3コーナーに向かうところでポール・ディ・レスタがアウト側にいた。僕はフロントタイヤをロックさせ、彼を避けようとしたけれど、行き場がなくて彼に突っ込んでしまった。その後、ポジションを挽回するためにプッシュし、何台かオーバーテイクし、セバスチャン・ブエミの後ろに来た。彼は左側をブロックした。これは許される行動だ。でも僕が彼の右側に行くと、彼は僕の方に寄せてきた。彼は僕がいることを分かっていたはずだ。僕の方がずっと速かったから、オーバーテイクしようとしていたところだった。彼は僕に全くスペースを残さず、僕を芝の方に押し出した。僕にはなす術がなかった。あの事故は避けられるようなものではなかった。F1マシンに乗って空中を飛ぶなんていい気分はしない。危険なことになった可能性があった。
ビタリー・ペトロフ 決勝10位
今日もまたポイントを獲ることができた。でも、なぜポジションを失ったのか、なぜ前のグループと戦うためにもっと早くピットインしなかったのか、詳しく分析する必要がある。スタートはうまくいき、ジェンソン(・バトン)やミハエル(・シューマッハー)といいバトルをした。でも一番重要なのは、なぜザウバーやフォース・インディアが僕らより上位でフィニッシュしたのかを調べ、できるだけ早く対処することだ。今はハンガリーに集中し、夏休みの前に多くのポイントを獲ることを目指す必要がある。