2011年F1ヨーロッパGPの日曜決勝で、ルノーのニック・ハイドフェルドは10位、ビタリー・ペトロフは15位だった。
■ロータス・ルノーGP
ニック・ハイドフェルド 決勝10位
今日はスタートが少し響いた。エイドリアン(・スーティル)に抜かれてひとつポジションを落とし、それ以上落ちないよう戦わなければならなかった。レースの大部分で走っていたような(スーティルの後ろの)位置でフィニッシュした。一度は彼を抜くことができたけれど、彼はDRSを使って抜き返してきた。彼をオーバーテイクしたかったが、残念ながらあれ以上は攻めることができなかった。今回もチームはポイントを獲得したが、フォース・インディア1台とトロロッソ1台の後ろでフィニッシュするとは思っていなかった。週末を通してプッシュしたけれど、マシンからこのコースで期待していたような速さを引き出すことができなかった。でも前向きな気持ちは変わっていない。シルバーストンは高速コーナーがたくさんあるコースで、そういうところでは僕らのマシンはいいパフォーマンスを見せるからね。新レギュレーションが僕らのマシンにどう影響するのかも見てみなければならない。でもチームにとってポジティブな影響があると思うよ。
ビタリー・ペトロフ 決勝15位
当然今日の結果にはがっかりしている。僕らのマシンではタイヤがもたなくて本当にびっくりした。ライバルの一部は2回ストップで走り切っているのに、僕らは3回のピットストップが必要だった。ここでは僕らのマシンのペースがあまりよくなかった。楽にトップ10に入れる状態でいるべきなので、今回のレースによって、僕らにやるべきことが多いことがはっきりと示された。シューマッハーとの事故でタイヤのパンクはなかった。彼はかなりすばやくピットから出てきたように見えた。1コーナーに向けてマシンを止められなかったようだ。ラッキーなことに僕はミラーでミハエルを見ていたが、それでも少し接触した。シルバーストンではもっといいレースができるよう、ペースを失った原因をじっくりと慎重に分析する必要がある。
