2011年F1モナコGPの土曜予選で、ルノーのニック・ハイドフェルドは16位、ビタリー・ペトロフは11位だった。
■ロータス・ルノーGP
ニック・ハイドフェルド 予選16位
マシンにトラブルは全くなかったし、クリアラップもとれたが、明らかに僕らには期待ほどの速さがなかった。木曜の走行の後、僕らにはやるべきことがあることが分かったけれど、トップ10には入れると思っていた。バルセロナと違い、コース特性の関係でここではオーバーテイクはあまりできないだろう。それでも僕らはプッシュしていくよ。前のドライバーが予想してない場所でKERSを使うなど、普通と違う形でKERSを利用すればチャンスはあるだろうが、前戦のようにはいかないのは間違いないだろう。もちろんセーフティカーが出動したり、他のマシンが完走できなかったり、何が起こるか分からない。だからできる限りプッシュし、完走することが重要だ。
ビタリー・ペトロフ 予選11位
トップ10には楽に入れるようでなければならないので、11番グリッドからのスタートになったことにはもちろんあまり満足していない。今週末はスーパーソフトタイヤが難しく、これを使ってもコンマ数秒しかいいタイムを出すことができなかった。なぜこういうことが起こったのか調べる必要がある。本当ならこれより1秒速くなければならない。今夜データを見て、明日もっといいパフォーマンスを見せるためにどこを改善させるべきなのかをチェックする。レースでは戦略に頼る必要があるだろう。
話は変わるが、セルジオ(・ペレス)のクラッシュはひどかった。彼は木曜に僕に問題が起こったまさにその場所でコントロールを失ったようだ。僕らはGP2時代にチームメイトだった。彼が問題ないといいね。無事を祈っている。