レッドブル・レーシングのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーは、2010年のF1エントリーリストで同チームは“無条件”エントリーとされていたが、FOTAの一員として“条件付き”エントリーを行ったと改めて主張した。
12日に発表された2010年F1のエントリーリストにおいて、FOTAの5チームは条件付きのエントリーになっていたが、フェラーリと共に、レッドブル・レーシングとスクーデリア・トロロッソのエントリーは無条件のものとして扱われていた。しかし、ホーナーは、英クラッシュネット・ラジオに対し、RBRのエントリーは完全に条件付きのものであり、同チームのF1からの撤退は、望ましくはないものの、可能性はありうると示唆した。
「昨日(11日)、一日中マックス(・モズレー)と多くのことを話し合った」とホーナーは説明した。
「そのうち和解を見いだせることを願っている。FIA会長と建設的な話し合いを行い、その後に発表された最終的なリストは、予想どおりのものだったと思う」
「我々は条件付きのエントリーを申請した。我々がなぜそういう形でリストに載っていなかったのかは、おそらく私よりFIAから説明する方がいいだろう。(我々のエントリーは)他のFOTAの条件付きエントリーと同じやり方で登録された」
「レッドブルはFOTAへの関与を確約し、FOTAの理念のために専心している。どのチームを失うことになっても、それは誰の利益にもならない。しかしFOTAの各チームは、FOTAが目指す目標に向けて完全に団結する立場をとっている」
「今後さらに建設的な話し合いが行われ、金曜(6月19日)に解決法を見つけ出せるよう願っている。両者ともが、(来週)1週間を使って解決法を見つけるべく努力することが重要だ」
