バーレーンでのシーズン前最後のF1合同テスト4日目最終日、マクラーレンのジェンソン・バトンがMP4-29の走行を行った。
初日にはケビン・マグヌッセンが109周を走ったものの、バトン担当の2日目にはギヤボックストラブルが発生、マグヌッセンが乗った続く3日目も電気系トラブルが起きた。
最終日の2日、マクラーレンは午前中はセットアップ作業に取り組み、当日に到着した開幕戦仕様のフロントウイングの評価をスタートしたが、赤旗によって作業が妨げられた。
ランチタイムの後、バトンが数周を走ったところで、長距離を走りこんだエンジンにトラブルが発生、パワーユニットの交換を強いられた。
その後、まだ詳細は明らかになっていないものの制御電子系のトラブルが発生、結局マクラーレンは新しいフロントウイングに関するドライバーのフィードバックを得ることができずにテストを終えた。
バトンはこの日、22周を走行するにとどまり、1分38秒111の10番手でシーズンオフテストを締めくくった。