マクラーレン・オートモーティブは18日、パリモーターショーでワールドプレミアする次世代スーパーカー「マクラーレンP1」のイメージ画像を公開した。
マクラーレンのレーシング部門から多大なるインスピレーションを受けたこの「マクラーレンP1」は、世界中の公道とトラックで“最高のドライバーズカー”を目指すというコンセプトのもとに誕生した同社の次世代を担う究極のスーパーカーだ。
この「マクラーレンP1」は、今月27日に開幕するパリモーターショーにて正式発表されることになっており、同社は、来年中にも生産モデルをデビューさせ、1年以内の販売を目指すとしている。
かつてマクラーレンのF1チームを率いた同社会長のロン・デニスは、「マクラーレンP1は50年におよぶレーシング活動とロードカー開発の遺産による産物」とコメント。「我々は20年前にマクラーレンF1でスーパーカーの高度なパフォーマンスを打ち立てた。マクラーレンP1による我々の目標は、もう一度それを再定義することだ」と語っている。
この「マクラーレンP1」は、価格と性能の両面において、同社が2010年に発表したマクラーレンMP4-12Cと今年発表したMP4-12Cスパイダーの上位にラインナップされるという。
マクラーレン・オートモーティブは、9月27日木曜日17時45分(現地時間)から開催する記者会見で「マクラーレンP1」をワールドプレミアし、今後の計画および戦略を発表するとしている。