マクラーレン・ホンダは、今週末2度目となるパワーユニットのエレメント交換を行い、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンに科せられる降格ペナルティの合計が最終的に105グリッドに及んだことが明らかになった。

 ホンダは、今週末のベルギーGPを前に3トークンを使用したパワーユニットのアップグレードを行い、初日に実施した1度目のエレメント交換でアロンソに7基目のICEとターボチャージャー、MGU-H、さらに6つめのMGU-KとCEを投入。これによりアロンソは合計30グリッドの降格ペナルティを科せられた。

 また、チームメイトのジェンソン・バトンも8つめのターボチャージャーとMGU-H、7つめのICEとMGU-Kを使用したため、こちらも合計25グリッドの降格ペナルティを受けている。

 だが、土曜日に明らかになった2度目の交換では、両ドライバーに8基目のICEが投入されたほか、アロンソは8つめのターボチャージャーとMGU-H、7つめのMGU-Kを新たに使用。バトンも9つめのターボチャージャーとMGU-H、ならびに8つめのMGU-Kを使用することになったため、ふたり合わせた降格グリッドの合計が105(アロンソ55グリッド、バトン50グリッド)という記録的な数字に達することが決まった。

 ただ、未消化分のグリッド降格をレース中のタイムペナルティで補うという規定は先月になって廃止されたため、予選17番手のバトンと18番手のアロンソは、それぞれ2グリッドの降格による最後列スタートで済み、次のイタリアGP以降に関してはペナルティなく2基のエンジンを使用できるとチームは見積もっている。

 なお、今回の予選でトップ5を独占したメルセデス陣営は、ベルギーGPを前にほとんどのパワーユニットのエレメントが未だ2基目と、抜群の信頼性を誇っている。

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