ハンガリーGPで重傷を負い、療養していたフェラーリのフェリペ・マッサが、5日、マラネロを訪れ、チームプリンシパル、ステファノ・ドメニカリと再会を果たした。今後マッサは、シミュレーターを使用し、トレーニングを行うなど、復帰への準備に取り組む予定だという。

「ようやくホームに帰ってきた」と約2カ月ぶりにマラネロを訪れたマッサはFerrari.comに対してコメントしている。
「僕にとっては(チームは)ふたつめの家族だから、会える日が待ちきれなかった。長年共に働いてきたすべての人たち、そしてこの時期に僕のことをとても気にかけてくれた人たちと早く会いたかった。そして今、また仕事に取り掛かることになったと本当の意味で言うことができる。やるべきことは多いけれど、僕はハッピーだ。マラネロという場所が僕は大好きなんだ」

 日本GPから戻り、マッサを迎えたドメニカリは、マッサはトップに返り咲くために今後厳しいトレーニングを行うことになるが、チームとしては急ぐつもりはないと述べている。
「フェリペが私たちのところに戻ってきてくれて嬉しい」とドメニカリ。
「彼を再び抱擁できてハッピーだよ。私たちがルカ・ディ・モンテゼモロ会長に電話をしたところ、彼はフェリペに挨拶することができて喜んでいた。ディ・モンテゼモロはフェリペの健闘を祈り、ふたりは今後数日の予定を決めていた。今日私たちは、フィジカルエクササイズに関することを中心としたテクニカルミーティングを行う。フェリペはトップに復活するはずだ。彼はハードなスケジュールの、大変な時期を送ることになるが、私たちは急いではいないということは彼も承知している」

 今後数日にわたり、マッサはシミュレーターを使用し、エンジニアとテクニカルミーティングを行い、集中的にトレーニングを行う予定となっている。F2007をドライブする日程はまだ決定していないものの、今週テストを行う予定はないそうだ。

 マラネロ訪問の初日、マッサはフェラーリの公式ウェブサイトに寄せられたファンからのEメールやコメントに返事を送り、今後数日のうちに、ライブチャットでファンへの応援に感謝し、質問に答えたいと述べている。

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