2011年F1シンガポールGPの日曜決勝で、フェラーリのフェリペ・マッサは9位を獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェリペ・マッサ 決勝9位
このレースを終えて僕が失望と怒りを感じていることを隠しても仕方がない。本来なら全く違う結果が出せたはずだった。ハミルトンとの接触でダメージを負ったのが大きく響いた。序盤、トラフィックがかなりひどかった段階で多くの時間を失ったんだ。レース後、誤解をなくすために彼と話をしようとしたが、彼は答えもせずに立ち去った。だからインタビューエリアで会った時に、彼に自分の考えを話した。
さらに、セーフティカーも僕にとって不利に働いた。数周前にタイヤを換えていて、スーパーソフトで走っていたんだが、そのタイヤで最後まで走り切るのは絶対に無理だった。でも他のドライバーたちは、セーフティカー出動時をうまく利用し、あまりロスすることなくピットストップを済ませることができた。終盤、最初はバリチェロの後ろでロスし、その後、ベッテルを前に出さなければならず、1周遅れになったことで、7位フィニッシュのチャンスがなくなった。僕の前のスーティルとロズベルグはタイヤに苦労していたのに。
いつかトラブルフリーのレースがしたいよ。たとえばモンツァを見ても分かるように、最近はトラブルがないレースを全く経験していない。今日は6位には確実に手が届いたはずだ。