バーレーンでのシーズン前最後のF1合同テスト3日目、ウイリアムズのフェリペ・マッサがFW36で走行、今年のバーレーンテストここまでの最速タイムをマークした。
初日はバルテッリ・ボッタスが空力テスト、レースシミュレーション、レース手順、タイヤテストなど予定した作業をすべて完了、一切トラブルなく順調な一日を送り、この日最多の128周を走行、1分36秒184で2番手となった。
テスト2日目には、マッサが103周を走りこみ、1分36秒507で4番手となった。マッサは空力評価、レースシミュレーション、セットアップ作業に取り組み、大きなトラブルなく周回を重ねている。
3日目となる1日、引き続きマッサがステアリングを握り、空力評価、セットアップ、予選シミュレーションに取り組み、99周を走行、スーパーソフトタイヤでトップタイムとなる1分33秒258をマークした。
チームは、マッサにとって最終走行日となるこの日、パフォーマンスの向上に重点を置き、いい一日を送ったと振り返っている。
「ほぼ100周を走り、とてもいい一日になった」とマッサも述べている。
「今日は、ここまでほとんどやってこなかった、パフォーマンスに重点を置いた作業に取り組んだ。マシンには本当に満足しているし、いいバランスを見つけられた」
「もちろん自分の名前が(タイムシートの)トップにあるのを見るのは嬉しいものだが、パフォーマンスに関してだけでなく、走行距離に関しても信頼性についても好調だった。それこそがオーストラリアで必要なものだ」
「開幕戦に向けて100パーセント準備が整っているという確信を持つことは不可能だが、テストの中でやってきたことが レースを最後まで走り切るだけでなく、優れたパフォーマンスを発揮するために大きな役割を果たすと、僕は感じている」