フェラーリのフェリペ・マッサは、モナコGPでのルイス・ハミルトンとの接触に関してハミルトンに対する怒りを表し、FIAは彼にさらにペナルティを科すべきだと主張した。

 34周目、ロウズヘアピンでハミルトンは前を行くマッサのインに入ろうとした際に、縁石に乗り上げ、ノーズをマッサのマシンに当ててしまった。マッサはその後トンネルの中でクラッシュし、リタイアとなった。マッサはこのアクシデントはハミルトンにぶつけられた際のダメージによるものだと述べている。ハミルトンはマッサとの接触の責任を問われ、ドライブスルーペナルティを科された。

「あの時オーバーテイクするのは不可能だと僕は思っていたが、彼は縁石の上で僕を抜こうとした」とマッサ。
「彼はアグレッシブすぎたと思う」
「トンネルに入った時には僕のマシンはダメージを負っていて、コースの汚れた部分に乗ってしまい、ウォールにヒットした。今日彼は信じられないようなことをした。僕に対してだけでなく、他のドライバーに対してもだ」

 ハミルトンにはさらなるペナルティが必要だと思うかと聞かれたマッサは、「そう思う」と答えた。
「彼にはさらにペナルティを有効な形で与える必要がある。そうでなければ彼は学習しない」
「FIAは彼に対して何らかの処分を検討すべきだ。そうでなければ彼は学ばないだろう」

 ハミルトンは今のF1ドライバーの中でバトルをする上で最も問題のあるドライバーだと思うかとの問いに対して、マッサはこう答えた。
「たぶん彼はFIA(のスチュワード)と過ごした時間が一番多いドライバーだと思う」

 ハミルトンはレース後、終盤にパストール・マルドナドと接触したことに関して20秒加算のペナルティも受けた。レース終了直後にハミルトンはスチュワードの裁定、そしてマッサとマルドナドに対して激しく憤り、批判した。しかしハミルトンはその後スチュワードのもとを訪れて謝罪、マッサとマルドナドに対してもtwitterを通して謝罪した。

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