マックス・チルトンのマルシャ残留が正式にアナウンスされた。
マルシャF1チームのスポーティングディレクター、グレアム・ロードンは11日、英バーミンガムで開かれているオートスポーツ・インターナショナル・ショーの会場でイギリス人ドライバーのチルトンが2014年もジュール・ビアンキのチームメイトを務めることを明らかにした。
2013年に同チームからF1にデビューした22歳のチルトンは、昨シーズンの19戦で全戦完走という新人初となる記録を達成。最高位はモナコの14位で、スパ・フランコルシャンのベルギーGPでは予選でQ2進出も果たしている。
「発表ができてとてもうれしいよ」とチルトンは語っている。
「マルシャが僕を信頼し、2年目の機会を与えてくれたことに感謝している」
「僕にとって継続性は絶対的なキーとなるものだ」
「僕はGP2で3年を過ごした。最初の年はしっかり学習し、2年目にはポールを獲得して優勝も手に入れた。それで周りの空気が変わったんだ」
「うまくいけば、マルシャでも何かを起こす事ができるだろう」
チルトンの残留は10日に一足早く発表されたFIAのエントリーリストで確認されていたが、この日チームからも正式なリリースが出された。なお、今シーズンから導入される固定ナンバーでチルトンがどの番号をつけるのかはまだ明らかになっていない。