マルシャのチームボス、ジョン・ブースは、マックス・チルトンとの来季契約が“非常に近い”ことを明らかにした。
今季、マルシャからF1デビューを果たしたチルトンは、チームメイトのジュール・ビアンキに予選と決勝で大きく負け越したものの、全19レースをすべて完走するなど、シーズンを通して安定したパフォーマンスを披露した。
チームボスのブースは、マルシャ残留を望んでいるチルトンと現時点で正式契約こそ結んでいないが、彼との交渉は合意に向けて進展していると示唆した。
「マックスとの契約は非常に近い、非常にね」とブースはSky Sportsに語っている。
「彼は残留を望んでいるし、我々も彼に残ってほしいと考えている。問題は細かい部分を整理するだけだ」
「我々はこの若者が好きだし、特にシーズン後半は素晴らしい仕事を成し遂げた。彼はこのチームで快適さと満足感を感じていると思う」
仮にチルトンの残留が決まれば、チームは2010年の参入以来、初めて同じドライバーラインナップを2年続けて起用することになる。
マルシャは来季からフェラーリのエンジン、エネルギー・リカバリー・システム(ERS)、トランスミッションおよび関連するすべての付属システムの供給を受ける。