2010年はジネッタGZ09S・ザイテックを投入しル・マン・シリーズ/ル・マン24時間を戦っていたナイジェル、グレッグ、レオのマンセル親子が、今週末に行われるドバイ24時間にロータス・エヴォーラGT4で参戦することとなった。
とは言っても今回の参戦は3人だけでトリオを組むものではなく、ロータスのファクトリードラバーを務めるジョニー・モーレム、WTCCドライバーのステファノ・ダスティ、そしてジャンニ・ジウディーチとともに6人で臨むもの。チームはUAE国籍のNFSレーシングで、SP3クラスにエントリーする。
「息子たちと一緒に、たくさんの思い出があるロータスとともに働くのは素晴らしい気分だね」とナイジェル・マンセル。
「24時間レースはどれも特別だが、ドバイも大きな挑戦になる。究極の状況下でテストもすることなく、耐久力が試されるからね。でも、チームはうまくやるだろうし、ドライバーも安定している。ロータス・モータースポーツも素晴らしいサポートをしてくれるから、良い成績が残せるはずだ」
マンセル親子がドライブするエヴォーラGT4はこれが“初陣”。6回目となるドバイ24時間は年々ヨーロッパからのエントリーも増え、ポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、モスラーなど多数のGT3車両が登場するほか、今回はメルセデスベンツSLS AMG GT3も3台がエントリーしている。