今季末での引退を決めたミハエル・シューマッハーが、復帰後の3年の中で負けることの意味を知り、より成長することができたと語った。

 2010年にF1に復帰したシューマッハーは、先日、今季末で引退することを発表した。
「ほっとしたよ。何の後悔もない。自分がやってきたことに喜びを感じるだけだ」とシューマッハーはGazzetta dello Sportに対してコメントした。
「今後の人生ではたくさんの新しい可能性と出会えるだろう。楽しみだ」
「人生のバックミラーを覗き込んでみると、自分が満足し、笑っているのが分かる。ふたつの異なるキャリアを過ごした。そのひとつにおいてはすべてを勝ち取った。ふたつめのキャリアでは負けることの意味を知った」
「負け方を学んだ。でもそのおかげでさらに成長し、忍耐強くなった。それは自分の年齢の影響もあるけどね。今僕は自分が何を成し遂げてきたかを考え、自分自身に満足しなければならない」

 どういう存在として人々の記憶に残りたいかと聞かれ、シューマッハーはこう答えた。
「皆が僕をレース界の伝説と呼ぶ。でも僕自身は、決して逃げることがなかったファイターと呼ばれたい」

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