メルセデスGPのニコ・ロズベルグは、2010年にはミハエル・シューマッハーに勝ったため、自分のパフォーマンスには満足しているが、チームはもっと向上する必要があると述べた。

 ロズベルグは7度の世界チャンピオンであるシューマッハーと組んだ今年、142点を獲得してランキング7位を獲得。一方シューマッハーは72点で9位だった。

「僕としては問題なかったよ。ミハエルに勝ったんだから。それが重要だった」とロズベルグは、メルセデスが開催したDTMのパーティーにおいてコメントした。
「でも、リザルトが僕らが望んだようなものではなかったことも確かだ。僕らは何度も優勝できる状態を望んでいた」

 だがロズベルグは、チームは来年向上するだろうと自信を持っている。
「でも今のチームとメンバーなら、結果は出せるようになると確信している。時間の問題だ」

 メルセデス・ベンツ・モータースポーツ・バイスプレジデントのノルベルト・ハウグも、来年はよいシャシーを作り、大きく前進できるはずだと述べた。
「(2010年は自分たちにとって)F1を学ぶ年だった。我々チームにとっては、誕生した最初の年だったのだ。我々は学ばなければならなかった。素晴らしいドライバーたちがいたし、非常に優れたエンジンを搭載していた。でもシャシーはもっと向上させる必要がある。皆それは分かっているし、我々にはそれができる」
「最高のスタッフもいるから、(2011年には)大きな前進を遂げることができるだろう」

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