第97回インディアナポリス500マイルレースでアンドレッティ・オートスポートからインディカーデビューを果たしたカルロス・ムニョス。ルーキーながら予選2番手、決勝2位という衝撃のデビューを飾ったが、フル参戦するインディライツのタイトルを獲得することが今年のプライオリティだと語っている。
5台体制でインディ500に臨んだアンドレッティ・オートスポート。そのステアリングのひとつを任されたコロンビア出身のムニョスは、プラクティス走行から速さを見せ、予選では2番手を獲得。決勝でも2位に入り、他のレギュラードライバー4名より好成績を出した。
現在インディライツにフル参戦するムニョスは、すでに2勝を挙げポイントリーダに立っている。
「僕が将来どう動くかは、待ってほしいね。今はインディライツについて考えているんだ。僕は自分の仕事をしなければならない。ポイントリーダーに居るインディライツという仕事をね」とムニョス
インディ500では、残り3周でトニー・カナーン(KVレーシング)に続いてチームメイトのライアン・ハンター-レイを交わし2番手に浮上したムニョス。ダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ)のクラッシュによりイエローコーションとなり、カナーンが1位、ムニョスが2位を獲得している。
「インディ500では、自分が期待してたこと以上によくできたし、多くの経験ができた。本当に優勝のために戦いたかったね。勝つことができたかどうかわからないけど、本当に戦いたかったんだ」
「でも、恥じてはいないよ。2位を獲得したし、ルーキーとして素晴らしい仕事をしたよ」と語っている。