WTCC世界ツーリングカー選手権で今季ランキング2位となったアラン・メニュは、来季の活動について、いいレースシートの獲得ができなければ、メーカー系チームでテストの役割を担うか、さもなくばヨーロッパ外で活動するだろうと語っている。

 今季でマニュファクチャラータイトル3連覇を決めたシボレーだが、7月に発表されたとおりワークスとしての活動は今季限り。長年ドライバーを務めていたメニュは、2013年に向けた活動の計画をいまだに明らかにしていない。

「パドックの噂によると僕はフォードに乗るか、バンブー・エンジニアリングに行くか、ラーダに乗るらしいね。早く決断しなくちゃいけない」とマカオの週末には冗談を飛ばしていたメニュだが、2014年にWTCCにセバスチャン・ローブとともに移ると言われているシトロエンとの関連についても噂されている。

 そんな状況の中でメニュは、もし2013年に魅力的なシートを得られないならば、メーカー系チームでのテストドライバーの役割が魅力的だと語っている。

「もちろん、僕はテストをして開発を担うのが大好きなんだよ。(シボレーワークスの活動を担っていた)RMLに加わったのも、真っ新な状態から開発ができるからだったんだ。だから、ワークスチームに加わって開発だけを担うのがいいのか、小さなチームに行ってレースを戦うのがいいのかは分からない」

「誰かがシトロエンが来季出ると言っているようだけど、マニュファクチャラーで1年開発をして、何レースかに出場するのは僕のキャリアにとってもいいことなのかもしれないね」

 メニュはまた、もし必要があるならばヨーロッパ以外での活動も検討すると語っている。メニュは過去にシボレーとの関係から、アルゼンチンで開催されているTC2000シリーズに参戦した経験もある。

「空港でウロウロしながら過ごすのもまたいいもんだよ。来年アルゼンチンでドライブしようかとも思ったけど、何も見つけられなかったよ。ただあのシリーズも素晴らしいんだ。アメリカに何かの可能性があるなら、それを見出してみるべきだろう?」

 1997年のBTCCチャンピオンであるメニュは、2005年から8シーズンを過ごしたシボレーワークスでの最後のレースを終え、満足感を語っている。

「8年間をともに過ごしたRMLにとって、シーズンの最後としていいレースになったと思うよ」

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