メルセデスのチームプリンシパル、ロス・ブラウンは、ハンガリーGPで起きたエンジントラブルの原因をまだ特定できていないと明かした。今後に向けてマシンの信頼性を向上させるため、対策を取る必要があると彼は述べている。
ハンガリーGPでルイス・ハミルトンはポール・トゥ・フィニッシュを飾ったものの、チームメイトのニコ・ロズベルグは、エンジントラブルでリタイアを喫した。
ロズベルグはオーストラリア、中国でもトラブルによりレースを終えている。
「信頼性については常に心配している。懸念事項のリストの上位に来る問題だ。なぜなら、完走しなければポイントは得られないからだ」とブラウンが語ったとSky Sportsが伝えた。
「マシントラブルが発生することは残念なことであり、それがすべてニコのマシンに出ているため、彼は余計に悔しいはずだ」
「シーズン序盤にシャシーの問題が2回発生し、その後は安定していたが、この前のレースではエンジンにトラブルが出た」
「極めてまれなトラブルだ。我々は2008年以来エンジントラブルを経験していなかった。このトラブルについて今調査中だ。非常に珍しいトラブルであり、何が起きたのかまだ分かっていない」
ブラウンは、トラブル発生を防ぐため、さまざまなプロセスを見直し、改善を図ると述べている。