メルセデスGPは、来季に向けて、Fダクトコンセプトを使用した革新的なフロントウイングをテストしている。
ノーズ先端のスリットから入った空気は、ある気圧において、フロントウイングアセンブリーの中を通り、メインプレート下部のスロットから排出される。この空気はディフューザーに向けて流れ、マシンリヤのダウンフォースを高める仕組みであるとみられている。
ドライバーが手や腕、足などを使って作動させた2010年のFダクトは禁止されているが、メルセデスのデザインはドライバーによる操作を必要としないため、合法である。