メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは、5月にはスタッフの半数以上に2014年型マシンを担当させ、来年への作業の比重を高めると語った。
2014年にF1レギュレーションは大きく変わり、1.6リッターV6ターボエンジンが採用されることが決まっている。そのためチームは今年型と来年型の開発にリソースをうまく振り分けなければならない。
ウォルフはメルセデスでは5月には半数以上のスタッフが来年用の作業にあたることになると語った。
「すでに2014年に向けた作業をしており、来年型マシンを担当するスタッフの割合を徐々に増やしていく」とウォルフはF1公式サイトにおいてコメントした。
「5月には50パーセント以上の人間が2014年型マシンの作業にあたることになるだろう」
タイトルを狙うチーム以外はどこも似たようなスケジュールで来年型の開発にシフトしていくことになるだろうとウォルフは述べた。
「夏の間にどのチームも2014年型の開発にリソースを集中させ始めるだろう。来年のクルマは非常に複雑で難しい」
「もちろんその時ランキングでどのあたりにいるかが大きく影響する。タイトルを争っているチームは今年型の開発に集中する期間が長くなるだろう」