新たにメルセデス・グランプリとなった旧ブラウンGPは、ドライバーのひとりが二コ・ロズベルグとなることを発表した。2台目のドライバーに関しては現在のところ正式な発表はない。
ウイリアムズと契約を更新しないことが明らかになってからロズベルグは、メルセデスのバックアップを受け、マクラーレンもしくはメルセデスをドライブするのではないかと言われ続けてきた。すでにマクラーレンにはブラウンGPを離脱したジェンソン・バトンが加入したため、ロズベルグのメルセデス入りは間違いないと見られていた。
1982年のF1世界チャンピオン、ケケ・ロズベルグの息子である二コは、4シーズンをウイリアムズで戦ってきた。09年は17戦のうち11戦でポイント獲得という成績を残してきた。
「2010年、シルバーアローの再出発でドライバーとして関われることになり、とてもうれしい。他のどのブランドも、このようなF1での長い伝統を持ってはいない。メルセデスのためにドライブができ、ロス・ブラウンと働くことができることを光栄に思う。今までで一番モチベーションが高く、テストや来季バーレーンでの最初のレースが待ち遠しくてしょうがない」と24歳のロズベルグは語っている。